non-classic inc. 代表アーティストの穴井佑樹が、東京・西麻布の CALM & PUNK GALLERY にて、個展「Nature is a Medium」を開催中です。
本展は、サラウンドスピーカーと発光バー(LEDを直線状に配した装置)を用いた没入型インスタレーション等数点を展示。プログラム制御された光の点滅・動きや、音の位相と空間の変化を重ね合わせることで、目に見えない“エネルギー”を視覚と聴覚を通じて“気配”として体験できる作品が展開されています。発光バーは立体的に配置され、光と影、空間のズレが鑑賞者の知覚を呼び覚まし、空間そのものが媒体として立ち上がる構成です。
音響面では、音楽家・メディアアーティストの高橋英明がサウンドプロデュースを担当。2012年のサウンドインスタレーション以来、再びタッグを組み、光と音の交差から新たな感覚体験を構築しています。
穴井は、「自然は存在するだけでメッセージを媒介する“メディア”である」と捉え、雨や太陽、波の揺らめきといった自然現象が喚起する記憶や感情を、光や音のインタラクティブな演出によって可視化/可聴化します。鑑賞者は、都市と自然、記憶と技術が交錯する“あわい”の中で、自身の時間と感覚を静かに見つめ直す体験へと誘われます。
展覧会概要
タイトル| 穴井佑樹 個展「Nature is a Medium」
会期| 2024年6月20日(金)– 6月29日(日)
開廊時間| 13:00–19:00(月・火 休廊)
会場| CALM & PUNK GALLERY (〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル 1F)
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