会場となる象の鼻パークには、かつて港の護岸に用いられていた石が、
横浜の風景を眺めるためのベンチとして設置されています。
本作品では、波や風によってそれぞれの石に刻まれた「時」を、
繊細な光のゆらぎにより表現しました。
これにより、この場所にあった海としての記憶を映し出しながらも、
これまでにない新たな横浜の景色をつくりだしました。
本作品で使用している楽曲は、
音楽家の野口桃江氏が制作を担当。
現地でフィールドレコーディングした音をサンプリングし、
時の流れが感じられるような楽曲にアレンジされています。